【舟券考察】まさかのイン受難……宮島マスターズチャンピオン!

5月号のマスターズチャンピオン展望の「水面Gメン」では、宮島水面の特徴として「インがやや有利」としていた。もちろんまったく異論はなく、宮島に抱いていたイメージ通りの結論。前付けする選手も少なくないマスターズではあるが、おおむねイン優勢で推移していくのではないか、そんなふうに漠然と考えて宮島入りしたのである。
ところが! これがまさかのイン受難! いやはやインがよく飛んだ。5日目に一日8勝とやや優勢の日はあったけれども、おおよそ一日イン6勝前後で推移し、最終的には節間38勝にとどまった。1コース1着率は53・5%だから、宮島の年間平均を下回っている。インが弱い部類に入る水面だったのならまだしも、そうとは言えない水面でのビッグレースでここまでインが敗れることになるとは、少し、いやかなり、意外な流れなのであった。
「水面Gメン」では、「2~5コースならチャンスはある」ともしていた。節間通して6コースは0勝、そしてインは強いとは言えなかったのだから、これについては正解だったとも言えるのだが、ちょっと違っていたとも言える。3コースがめちゃくちゃ強かったのだ。節間16勝で、1着率にすると22・2%。インが強めの水面で開催されるビッグで、ここまで3コースが突出して勝利をあげるというのはかなり珍しい。うむー、優勝戦も3コースの勝利だったか……その時点でのイン受難&3コースの大躍進には気づいていたのだから、素直に白井英治の3カドから行くべきだったかも……。
3コースの躍進は、まくりがよく炸裂したことだったと言える。また抜きも3回出ていて、節間2回あった恵まれ決着ではいずれも3コースの勝利であった。4コースまくりも含めて、今回のマスターズではまくり一撃がよく出現していた。あと、5コースまくり差しも5回出現しており、全体的にセンター筋からの豪快な攻撃に興奮できた一節だったということになる。
3連単出目はこうした傾向を反映して、複数回出現した出目に①アタマ以外がズラリ。いずれも高い回収率をマークしており、うーむ、どこかのタイミングで気づけていれば……。①アタマでは、①-②-③の出現率はやはり高かったが、最多は①-④-②で回収率は実に約250%! また①-④-⑤は出現3位で、回収率は約310%。①アタマでも美味しい狙い目はあったわけである。流れをうまくつかんでいたら、けっこういい結果を出せたマスターズだったかも。
言うまでもなく、今年と同じような傾向になるとはまったく限らないのだが、来年の4月にも改めてこのページを開いてみてはいかがだろう?(黒須田)



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