
PGⅠ第40回レディースチャンピオンin徳山 徹底展望!
●小野生奈(福岡)……徳山では今年5月にオールレディースが開催された。レディチャン前哨戦としても注目されたこの節で優勝したのが小野生奈だ。①①②③①②①②①①着で10戦6勝のオール3連対V。他を寄せ付けない圧勝劇を演じた。
小野は昨年8月の徳山ヴィーナスシリーズでも優勝しており当地2節連続V中。また昨年1月の徳山一般戦で優出3着、23年5月の徳山オールレディースで優勝戦1号艇に乗って3着に入っており、当地4節連続優出中でもある。さかのぼると19年の徳山ヴィーナスシリーズと15年の徳山一般戦でもV歴があり、当地通算9優出4Vという抜群の実績。小野にとって全場のなかで最も優勝回数が多いのが徳山だ(※2位は芦屋で3V)。レディチャンでも徳山巧者ぶりを見せるのか。
小野はレディチャンに過去10回出場して4優出1V。17年の芦屋大会で優勝している。9大会ぶりの奪還へ期待は高まるばかりだ。

●前田紗希(埼玉)……徳山では今年3月にもオールレディースが開催されている。ここで優勝したのが前田紗希だ。前節の鳴門スピードクイーンメモリアルで優勝戦1号艇で2着に終わって涙した前田だったが、中7日で転戦してきた徳山で予選トップ通過の快走を披露。そして因縁の優勝戦1号艇で今度は逃げ切り、見事に雪辱の優勝を果たした。
前田は徳山をこれまで9節走って4優出1Vの好成績。前田にとって優出4回は全場のなかで最多タイだ(※1位タイは戸田と江戸川)。レディチャンでも活躍の期待充分。鳴門で取り逃がしたPGⅠタイトルを徳山でつかみにいく。
前田は現在女子賞金ランキング14位。クイーンズクライマックス初出場を狙える位置にいる。ただ5月の浜名湖戦で痛恨のフライングがあって6月14日~7月13日までF休みに入っているため、本誌発売(7月11日)の頃にはかなりランキングを下げていることが予想される。徳山レディチャンで結果を残して再浮上し、ベスト12入りへ前進するのか注目だ。

●岡山支部……徳山レディチャンで最大勢力となる支部が岡山だ。寺田千恵、堀之内紀代子、田口節子、若狭奈美子、守屋美穂、喜井つかさ、土屋南、安井瑞紀、藤原早菜と実に9人が参戦する(※2位は福岡支部で8人、3位は香川支部で5人)。
なかでも注目したいのは田口節子だ。レディチャンは4大会ぶりの出場。23年はF休み、24年は女子レース準優Fによる女子戦選出除外、25年はスピードクイーンメモリアル準優FによるGⅠ選出除外と、ここ3年続けてF禍で切符を棒に振ってきた。今年は無事に出場権を獲得。レディチャン通算7優出2Vを誇り、11年三国大会と12年多摩川大会で2連覇を経験している田口がこの舞台に帰ってくる。
田口は徳山通算13優出4Vと当地相性も抜群。09年女子リーグ、20年ヴィーナスシリーズ、23年ヴィーナスシリーズ、24年オールレディースと優勝を重ねてきた。徳山4Vは今節出場メンバーのなかで小野生奈と並ぶ最多タイだ。15大会ぶりのレディチャン制覇へ機運は高まっている。
守屋美穂も楽しみだ。5月の丸亀レディースオールスターは最多得票ながらF休みで欠場しており、そのぶんもレディチャンで暴れ回ってファンの期待に応えたいところだ。これまでレディチャンは12回出場して1優出0Vとなぜか苦戦しているだけに、今年こそ相性を払拭したい。
守屋は現在女子賞金ランキング15位。クイーンズクライマックス出場に黄信号が灯っている。しかも7月6日~8月4日までF休みのため、レディチャン開幕時にはもっと順位を下げている可能性が高い。窮地を脱するには徳山レディチャンでの活躍が必要。悲願のGⅠ初制覇をめざす。
その他にも07年徳山レディチャン覇者の寺田千恵や、23年に徳山ヴィーナスシリーズで優勝している喜井つかさ、6大会ぶりにレディチャンに帰ってきた土屋南、レディチャン初出場の安井瑞紀と藤原早菜など岡山勢は多彩なメンバーがそろう。旋風を巻き起こす可能性充分だろう。

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