
SG第36回グランドチャンピオンin鳴門 徹底展望!
●吉田拡郎(岡山)……昨年9月の鳴門周年で悔しい思いを味わったのが吉田拡郎だ。優勝戦1号艇に乗り、1コースからコンマ12のスタートを決めたが、2、3コースからゼロ台スタートを決めた入海馨と菅章哉に攻め込まれ、行き場を失ったところを池田浩二に差されて4着。鳴門記念初Vを取り逃がした。
とはいえ鳴門巧者の力はしっかり見せた一節だった。吉田は鳴門通算12優出5Vと抜群の実績。08年の鳴門新鋭リーグで当地初Vを飾ったのを皮切りに、10年、22年、23年、24年と一般戦で優勝を重ねてきた。
吉田の鳴門通算成績で際立つのが4コースで、16戦8勝の1着率50%。しかも2着3本、3着5本でオール3連対だ。鳴門4コースでまだ一度も連を外したことがない。
グラチャンでも鳴門巧者の底力を見せるのか。14年丸亀オーシャンカップ以来となる2回目のSG制覇を、再び四国の地で狙う。

●山口剛(広島)……鳴門グラチャン出場メンバーのなかで、鳴門SG優出歴がある選手は10人。そのなかでただ一人、複数回優出しているのが山口剛だ。
20年の鳴門オーシャンカップでは予選2位通過の活躍を見せ、優勝戦2号艇で4着。22年の鳴門チャレンジカップでは予選をトップ通過して優勝戦1号艇に乗り、惜しくも深谷知博に道中競り負けて2着という結果だった。
山口の鳴門出場はその22年チャレンジカップ以来で約3年7カ月ぶり。鳴門SGで連続優出中の山口が今回もV争いのキーマンになってくるのか。

●片岡雅裕(香川)……前期勝率6.12でまさかまさかのA2降級。四国を代表するトップレーサーが、19期ぶりにA1級の肩書きを失うことになった。前期は記念戦線では苦戦が目立ったものの、一般戦では1月の下関戦と2月の丸亀戦で優勝するなどしっかり格上の走りを見せていただけに、A2降級は誰も予想しなかった事態だろう。この鳴門グラチャンを走ったあと7月からA2級となり、しばらく記念戦線から離れることになる(※7月のびわこオーシャンカップはA2級で出場)。
片岡は今年2月に40歳の節目を迎えたばかり。もちろんこのまま下降線をたどるような選手ではない。今期の反撃に期待だ。
まずは鳴門グラチャンでの大暴れを見たい。グラチャンは過去4回出場して1優出。昨年の戸田大会で優出5着に入っている。今年もV争いを沸かせる存在となってくるのか。
鳴門は記念レース5優出と好実績。22年のチャレンジカップで優出5着、24年の鳴門周年で優出3着、今年2月の四国地区選で優出4着に入っており、当地記念レース最近5節で3優出をマークしている。グラチャンでも期待充分だろう。また片岡は5月29日から鳴門一般戦を走る予定で、グラチャンに向けて準備できるのも心強い。
現在賞金ランキングは70位前後という位置にいる片岡だが、グラチャンとオーシャンの活躍次第では11月のチャレンジカップや12月のグランプリにA2級で出場することも可能。前を向いて突き進むのみだ。

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