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TOP特集ビッグレースレポートGⅡ第7回全国ボートレース甲子園inびわこレポート

GⅡ第7回全国ボートレース甲子園inびわこレポート

7月8日~13日、ボートレースびわこで開催されたGⅡ全国ボートレース甲子園。馬場貴也の地元Vを中心に、灼熱の戦いをレポートします。

深紅の優勝旗から黄金のヘルメットへ!

 やっぱり甲子園はいいなあ、と長野県出身の僕は思う。そりゃあ、甲子園でなくたって、飯山泰や金児隆太のことは応援するし、依怙贔屓もする。もちろん井澤聖奈や早川颯太の新人2人の動向も気になってはいる。そんな同郷意識が、甲子園では非常に高まる。今年の代表は飯山だった。残念ながら機力劣勢もあって活躍はならなかったが、徐々に上向いて連絡みとなったときは興奮したし、3日目に逃げ切ったときは本当に嬉しかった。他大会で飯山が逃げ切ったときより数段興奮した。
 ボートレース場がない県の出身だから、同様の道府県代表者にもやはり肩入れする。初日はオープニングから京都代表の丸野一樹、大分代表の渡辺浩司、石川代表の下出卓矢が立て続けに勝った。まあ、ボートレース場所在県の隣県勢だから、長野ほどの辺境感はないけれども、これもまた嬉しい。5Rでは、我が長野とは信越地区として馴染みがある新潟代表の金子和之がマンシュウを叩き出して、やっぱり興奮。こうした感覚は、甲子園でしか味わえないものだ。きっと、ボートレース場がある都府県出身者にはよくわからん感覚だろうなあ。
 甲子園の歴代覇者を見ると、第1回がいきなり石川県代表の今垣光太郎である。第5回が高知県代表の片岡雅裕。そして、今回が京都府代表の馬場貴也! いや、まあ石川はすぐ近くに三国があるし、京都も大津からは電車で10分程度。高知にしても四国というカテゴリでは辺境感は薄い。それはそうなんだけど、やっぱりなんか嬉しいのである。なにしろ、歴代覇者はSGウィナーばかりというGⅡにしてはレベルが高すぎる大会ではあるが、来年こそはさらなるボートレース辺境の地に深紅の優勝旗がもたらされることを切に願う! もちろん我が長野県だったら最高である。

 それはともかくとして、馬場貴也である。第7回大会にして開催場の地元支部勢による優勝は、これが初めてのことだ。まずは、このことがめでたい。当日はびわこボートに実に多くのファンが集結した。馬場は20年にびわこ周年を優勝しているが、コロナ禍の無観客開催でのことだった。地元のファンがスタンドを埋め尽くすなかでのウィニングランは、きっと感慨深かったはずだ。来年は、びわこでオーシャンカップが開催される。地元SGでのウィニングランはさらに格別だろう。次は地元SG制覇。その思いも強くなったはずである。
 そう、馬場は暗く長いトンネルを、ひとまず脱け出した。去年あたりから出足がなかなか仕上がらなかった、とも馬場は語っていたが、SG制覇もあり、賞金ランク1位でグランプリに臨んだ昨年にしても、しっくりこなかった部分はあったのだろう。それがオールスター、グラチャンで這いまくり、不調は最悪の域に達していた。そこから一気に好転したのが地元の舞台だったとは。ただし、今回はGⅡだ。地元優勝は本当にめでたいが、馬場自身もファンも、望んでいるのはさらに上の舞台で真の馬場らしさを発揮することだろう。もちろん、来年のびわこオーシャンも含めて、だ。
 深紅の優勝旗を手にする馬場を見て、やっぱり甲子園はいいなあ、と思う。馬場が復調のノロシを上げた、その象徴としての優勝旗はカッコ良かった! そういえば、毒島誠は昨年、優勝旗と黄金のヘルメットを手にしたではないか。その再現、あるかも!(黒須田)

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