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TOP特集ビッグレースレポートGⅡ第7回全国ボートレース甲子園inびわこレポート

GⅡ第7回全国ボートレース甲子園inびわこレポート

7月8日~13日、ボートレースびわこで開催されたGⅡ全国ボートレース甲子園。馬場貴也の地元Vを中心に、灼熱の戦いをレポートします。

馬場の涙

 まさか涙を見ることになるとは。地元でのビッグタイトルではあるが、それでもGⅡである。SG5冠を手にし、3年前には最優秀選手にも選出されたほどの男が、いくら地元でもこの大会で男泣きを見せるとは、まったく想像していなかった。
 馬場貴也は、それほど苦しい思いを味わい、そして乗り越えたのだ。
 ここ数カ月、我々はまったく馬場らしくない走りを目撃してきた。ほんの2週間前、グラチャンでは予選でゴンロクを並べているのだ。オールスターでも予選ではいちども舟券に絡めず、その後は一般戦も含めて予選落ちの連続。18年にチャレンジカップを制してSGウィナーの仲間入りを果たして以降、こんな馬場貴也は見たことがなかった。水面だけではない。オールスターもグラチャンも、ピットでは明らかに精彩を欠いていた。ざっくばらんに言えば、まるで元気がなかった。風の噂によれば、選手をやめたいとまで口にしたと聞く。選手仲間もファンも関係者も、馬場のことをおおいに心配したはずだ。
 そんな時期にも、多くの人が馬場に励ましの声をかけた。それをこの表彰式で思い出して、馬場は涙したという。取り巻く人たちの温かさ、それに応えることができた地元甲子園制覇。もともと涙もろいという馬場の涙腺が緩まないはずがなかった。
 これで完全復活かと問われて、まだ不安はあると馬場は言う。今回は新燃料での大会だったこともあるから、ただちにそうとは言い切れないのはわかる。しかし、復調への端緒になったことはきっと間違いない。何より、闇に覆われていた馬場の心が解放されたことが大きいはずだ。巻き返しの令和7年後半戦へ。馬場は、地元で光明とともに最高のスタートを切った。(黒須田)

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