
SG第71回ボートレースメモリアルin若松 徹底展望!
●福岡支部……地元の福岡勢からは7人が参戦。芦屋推薦で羽野直也と瓜生正義、福岡推薦で前田将太と篠崎元志、開催施行者希望枠で西山貴浩、仲谷颯仁、新開航が登場する。
福岡3場から毎年最低6人はメモリアルに出場できる福岡支部だが、意外なことに福岡勢のメモリアル優出は18年の篠崎仁志が最後。最近6年連続で優出者を出せていない。優勝は15年の篠崎元志が最後で、10年も前の話だ。今年こそ悪い流れを断ち切って栄冠を手にしたい。
その急先鋒となるのは西山貴浩だろう。3月の若松クラシックでは予選2位通過で優出3着に入る活躍。③①③①①④①③着と初日から最終日まで見せ場を作りまくって表彰台に上がった。
西山は若松で優出41回、優勝10回をマークしており、これはいずれも今大会出場メンバーのなかで最多の数字。また昨年10月の若松周年で優勝、今年3月の若松クラシックで優出3着と、若松記念レースは2節連続優出中だ。この実績を見る限り、若松メモリアルのV候補筆頭格といっても過言ではないだろう。若松で表彰台の中央に立つ姿を全国のファンが待っている。
その他にも11~12年にメモリアルを連覇した実績を持つ瓜生正義や、15年蒲郡メモリアル覇者の篠崎元志、22年に若松周年で優勝している羽野直也、若松記念レース優出6回を誇る前田将太、3月の若松クラシックは惜しくも準優4着だった仲谷颯仁など福岡勢は好メンバーがそろう。また新開航はメモリアル初出場。3月の若松クラシックでは2日目まで①③③着の活躍を見せるも3日目に痛恨のFを喫しただけに、メモリアルで雪辱に燃えていることだろう。

●愛知支部……蒲郡推薦で平本真之と吉田裕平、とこなめ推薦で池田浩二と磯部誠が参戦する。愛知支部はメモリアル最近10大会でのべ8人が優出しており、これは支部別最多の数字。夏に強い愛知勢が今年もV争いをかき回すのか。
なかでも注目は池田だ。6月のグラチャンで優勝して戸田初Vを飾り、これで優勝歴のある水面が23場に。残すは若松のみとなった。メモリアルで若松初Vを飾って24場制覇を達成するのか。
若松で優勝歴こそない池田だが、当地記念レース4優出をマークするなど水面相性に不安はなし。3月の若松クラシックでも予選3位に入って優出5着としっかり結果を残したばかりだ。全場制覇へ機運は高まっている。
平本は雪辱戦だ。昨年の丸亀メモリアルで予選をトップ通過して優勝戦1号艇に乗るも、馬場貴也のまくり差しに屈して無念の2着に終わった。とはいえ平本はメモリアルで5優出の実績があり、特に最近4年で3優出と近年は活躍が続いている。今年も夏巧者が魅せるのか。

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