
SG第31回オーシャンカップinびわこ 徹底展望!
●西山貴浩(福岡)……昨年の徳山オーシャンカップで優勝。2連対率3位の好モーターを引き当て、予選を②③①②③着のオール3連対でトップ通過すると、準優・優勝戦は1コースからきっちり逃げ切って頂点へ。05年11月のデビューから約19年8カ月、38歳で悲願のSG初Vを手にした。西山はこれがオーシャンカップ出場8回目での大会初優出初Vだった。
あれから1年、大会2連覇をめざしてびわこに乗り込む。西山にとってびわこは通算4優出0Vでまだ優勝歴がない水面。V歴ゼロは桐生、平和島、多摩川、蒲郡、びわこの5場だけだ。ただ当地4優出のうち2優出は記念レースで記録。18年のびわこMB大賞で優出3着に入り、20年のびわこ周年では優勝戦1号艇(3着)に乗っている。水面相性に大きな不安はなさそうだ。
西山のびわこ通算成績を見ると、1コースで26戦7勝の1着率27%とかなり苦戦しているのが気になるところ。1号艇で勝ち切ることが連覇への最大のカギになってくるだろう。
これまでオーシャンカップ2連覇は15~16年の石野貴之ただ一人。史上2人目の記録をめざす西山に注目だ。

●岩瀬裕亮(愛知)……いまびわこで最もアツい男が岩瀬裕亮だろう。今年1月の秩父宮妃記念杯で優勝して悲願の記念初Vを飾ると、5月の秩父宮妃記念杯でも節間オール3連対で優勝戦1号艇(2着)に乗る快走。当地記念2節連続で主役級の活躍を演じた。
さかのぼると岩瀬は15年のびわこ周年で優出4着に入るなど若手の頃から当地は好相性。びわこ記念レースは出場7節で3優出1Vをマークしている。そしてびわこ通算勝率は7.41のハイアベレージ。これは岩瀬にとって全場のなかで最も高い数字だ。
びわこオーシャンカップでは当然ながらV候補の一角に名が挙がるだろう。岩瀬はこれまでSGに14節出場して準優出2回、優出0回となかなか結果を残せない展開が続いてきたが、今回はひと味違う戦いを見せてくれるに違いない。
岩瀬は6月の宮島周年でGⅠ初Vも飾るなど勢いに乗っており、現在賞金ランキングは15位という位置。地元とこなめでのチャレンジカップ出場はほぼ確実で、狙うはグランプリ初出場になってくる。そうなるとSGで大きな賞金を上積みしたいところ。オーシャンカップは重要な一戦だ。
ボートレーサー養成所時代にリーグ戦勝率8.22という破格の数字を残し、106期養成所チャンプとしてデビューしたのが10年5月。あれから約16年の時を経て本領を発揮し始めた岩瀬が、38歳でのSG初優出、初Vへと挑む。

●松井繁(大阪)……びわこオーシャンカップの選考期間内にGⅠ・GⅡで6優出2Vをマークする活躍。選考ポイントは57点で3位に入った。松井がSGでドリーム戦に乗るのは21年の蒲郡ボートレースメモリアル以来で約5年ぶりだ。
オーシャンカップは4年連続27回目の出場。過去26回で7優出4Vを記録している。優出7回は濱野谷憲吾と並ぶ大会最多タイで、優勝4回は単独の大会最多記録だ。98年三国大会、06年若松大会、08年蒲郡大会、13年若松大会で栄冠を手にしてきた。SG通算12Vを誇る松井にとって、最も優勝回数の多いSGがオーシャンカップだ。
びわこは記念レース通算21優出7Vをマークしているドル箱水面。びわこ周年を3回(96年、04年、15年)、びわこダイヤモンドカップを1回(07年)、びわこ近畿地区選を1回(95年)、びわこ秩父宮妃記念杯を1回(13年)、びわこBBCトーナメントを1回(23年)と、ありとあらゆるタイトルを獲ってきた。当地前回SGの03年チャレンジカップでは優出2着だった。あのときあと一歩で優勝を取り逃がした雪辱を23年越しに果たすのか。
好相性のオーシャンカップ、好相性のびわこで松井がどんな走りを見せるのか目が離せない。56歳でのSG制覇へチャンスは充分だろう。安岐真人が持つ52歳7カ月のSG最年長V記録を大幅に塗り替えにいく。

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