
SG第40回グランプリ節間最新レポート【2日目】
<ピットから>

磯部誠の悔しがり方といったら……。まさに渾身の3コースまくり差しを放ち、いちどは先頭に立つ勢いだったのだ。初戦5着で、安全圏に突入するには1着が欲しいところ。狙いは果たせたかと思ったのだが……内からするすると伸びてきたのは、5コースからまくり差しを放っていた関浩哉だった。2マーク先マイに出た関に対し、外マイで交わしにかかったが、及ばず2着。2nd進出が完全に潰えたというわけではなかったが、やはり悔しさばかりが残る2着でもある。ピットに戻り天を仰ぐ磯部。原田幸哉とレースを振り返り合う際も、サバサバと笑顔を見せていた原田とは対照的に、瞳には悔恨の色を滲ませているのだった。

インから逃げて1st突破を目論んでいた中島孝平は、無念の4着。あまり感情を表に出さないタイプの中島だが、この敗戦はさすがに痛恨で、ふうと溜息をつくシーンがあった。1st敗退がほぼ確定してしまった瞬間だけに、しかも1号艇での敗戦だけに、粛々と振る舞うのが常の中島でも、嘆息するしかなかったということだ。

12Rでは西山貴浩が見事な勝負駆け成功。いやー、騒ぐ騒ぐ。ピットは一気に雰囲気が明るくなっていた。仲の良い面々が次々に祝福。残念ながら次点で1st落ちとなってしまった磯部誠もすなおに西山を称えていた。「ここで終わるわけにはいかんのや!」。そう高らかに叫ぶ西山に、11Rを勝っていた関浩哉も笑顔を向けていた。

まったく対照的だったのは、1st敗退が決まってしまった白井英治だ。とにかく静かに悔しさに耐えている様子で、歩くスピードは牛歩の如し。控室手前では、ちょうどモニターに映し出されたリプレイをじっと見つめる。その様子は、誰をも寄せ付けないオーラを放つ、自身への憤りにまみれたものだった。たった2戦で運命が分かれるトライアル1st。その悲哀を白井の姿が象徴していたと言っていい。
<2nd第1戦枠番決定>

トライアル1stが終了し、勝ち上がったのは得点順に関浩哉、山口剛、峰竜太、西山貴浩、上條暢嵩、佐藤翼。敗退し、明日からはシリーズに合流するのは磯部誠、白井英治、原田幸哉、新田雄史、中島孝平、宮地元輝となった。その6人は、トライアル1stで獲得した得点をそのまま持ち越して、シリーズを戦うこととなる。
トライアル2ndの枠番は下記の通り決定した。
トライアル2nd第1戦
11R
①池田浩二(愛知)
②佐藤隆太郎(東京)
③馬場貴也(滋賀)
④関浩哉(群馬)
⑤西山貴浩(福岡)
⑥上條暢嵩(大阪)
12R
①茅原悠紀(岡山)
②桐生順平(埼玉)
③末永和也(佐賀)
④山口剛(広島)
⑤峰竜太(佐賀)
⑥佐藤翼(埼玉)
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