＜ピットから＞
　後半の時間帯、選手班長を務める永田啓二が本体整備。班長の仕事は激務で、ピット内であちこち動き回る永田を目撃もしているのだが、もちろんレースの部分が最優先。足色に不安ありとなれば、改善のための整備にも励むのである。忙しそうなところを見かけているだけに、その合間にしっかり調整作業をしている姿に頭が下がります！

　ピットで姿をたくさん見かける一人が定松勇樹。今節は唯一の登番5000番台であり、圧倒的若手。当然、いわゆる“新兵”の仕事を率先して行なう立場である。というわけで、やはり自分の調整のかたわら、モーター架台を準備したり、先輩の艇旗艇番を準備したりと忙しそうに動き回る。なにしろ、5000番台初のＳＧウィナーであり、21世紀生まれ初のＳＧウィナーでもある。今後しばらくはＳＧでは全選手中の最若手という状況が続くんだろうなあ。そうした仕事をこなしながら、ＳＧタイトルも手にした逸材なのです！