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TOP特集ビッグレースレポートPGⅠ第39回レディースチャンピオンレポート

PGⅠ第39回レディースチャンピオンレポート

鎌倉涼のGⅠ初制覇で幕を閉じたレディースチャンピオン。その熱戦の模様をレポートします。

女王にふさわしい

 10年レディースチャンピオン、その優出は衝撃だった。デビューからまだ3年も経っていない、弱冠20歳の若きレディースが並みいる強豪との戦いを勝ち抜いてファイナリストとなった。たとえば、今回大会で登番が最も若い選手だった刑部亜里紗でさえ、すでにデビューから3年を経過している。今回の刑部の予選6位通過という健闘も見事だったが、あのときの鎌倉涼はさらにその上を行ったのだ。まだクイーンズクライマックスもレディースオールスターもなかった時代。女子ビッグといえば、レディースチャンピオンが唯一無二で、紛れもない頂点だった頃である。1年間の女子戦線の集大成で、最優秀新人の対象でもある若手女子が女王を争った。平成生まれ初のGⅠ優出というトピックもあわせて、それはセンセーショナルな出来事だったのだ。
 鎌倉は優勝後の記者会見で、「自分がGⅠを獲れる選手とは思っていなかった」と語っている。おそらくそう思っていたのは、あの10年レディースチャンピオンを知る者のなかでは、世界で鎌倉自身のみだ。いつか必ず女子の頂点に立つ存在と、あの日の健闘を見た者ならきっとそう信じていた。なにしろその後もクイーンズクライマックス3年連続優出など、女子の第一線を走り続けたのだ。だから、表彰式でスポットを浴びる鎌倉の姿はただただその栄誉にふさわしいものと見えていた。獲るべき選手が獲った、そう思えた。
 あれから産休による長期欠場など、さまざまなことがあった。そうしたなかで、彼女は鎌倉涼であることをしっかりと全うしてきた。その結果、ついに辿り着いた女子王座。GⅠ初優出から15年の時を経て、まさに円熟の季節を迎えたのだ。鎌倉涼のピークはきっとまだ先にある。女子トップ戦線がますます厚みを増してくるのは間違いない。(黒須田)

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