
SG第60回ボートレースクラシックin若松 徹底展望!
●峰竜太……85年3月30日生まれ。ちょうど若松クラシックの最終日が40歳の誕生日になる。なんという巡り合わせか。これまで数々のドラマを演じてきた“持ってる男”が何かやってのけそうな気配が漂っている。
若松では記念4優出2Vの実績があり、19年の若松周年と21年のオールスターでV歴。若松の直近SG覇者が峰であり、当地SG連覇がかかる若松クラシックになる。
3月30日、表彰式のステージで峰の優勝と誕生日を祝うバースデイソングが響き渡ることになるのか。
●吉川元浩……昨年の雪辱を期すのは吉川だ。戸田クラシックで優勝戦1号艇に乗ったものの、1マークで振り込んでまさかの転覆。4年ぶりのSG制覇を逃す無念の結果となった。
それでも改めて3月巧者ぶりを見せる格好に。吉川は19年戸田大会と20年平和島大会でクラシック2連覇を達成した実績。クラシック最近6大会で4回出場して3優出2Vという強さだ。今年も春風吹くなか吉川が快走を見せるのか。
吉川は若松で記念5優出2Vをマークしており、04年と12年に若松周年でV歴。近年も20年ダイヤモンドカップで優出3着、20年BBCトーナメントで優出2着などがあり好相性が続いている。
昨年の雪辱を果たす準備は整っていることだろう。もしクラシック3Vとなれば、彦坂郁雄と並んで大会歴代最多タイになる。
●土屋智則……23年の平和島クラシックでSG初V。昨年の戸田クラシックでも連覇こそ逃したが優勝戦まで勝ち上がって存在感を見せた。今年の若松大会ではクラシック3年連続優出とタイトル奪還を狙う。
土屋は昨年SGに5節出場して3優出1Vの活躍。24年のSG勝率は9・06で堂々の全選手中トップ(※2位は桐生順平で8・82)で、SG2連対率も58・3%でトップ(※2位は山口剛で51・9%)だった。実はいまSGで最も結果を残せる選手は土屋なのだ。25年のSG戦線で主役を張っても不思議ではない。
なおクラシックは一昨年が土屋、昨年が毒島の優勝となっており群馬支部が2連覇中。今年も北関東に総理大臣杯のトロフィーがわたるのか。
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