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TOP特集ビッグレース展望SG第40回グランプリin住之江 徹底展望!

SG第40回グランプリin住之江 徹底展望!

今年も1年間のメインイベントがやって来る! ボートレース住之江を舞台に戦われるグランプリ! 賞金ランク上位18名が真っ向勝負の6日間。トライアル1st、トライアル2ndを勝ち抜いた6名が最終日の12Rで黄金のヘルメットを奪い合う。今年の主役は誰だ!?

運を味方につけろ!「枠番抽選」の傾向

 昨年のグランプリ、枠番抽選で“珍事”が起きている。賞金ランク18位で参戦した上條暢嵩は、トライアル1stから出場し、その1stを首尾よく突破。トライアル2ndに駒を進めている。1stの第2戦、2ndの第2戦、第3戦と3度の枠番抽選に臨んだわけだが、なんと、そのすべてで5号艇を引いたのである。上條は1st初戦、2nd初戦をともに6号艇で走っているから、昨年のトライアル5戦はすべて外枠での出走。それでいて2nd進出を果たし、2nd第3戦では勝負駆けに持ち込んでいるのだから、大健闘だったと言える。ただ、枠番抽選においてはいかにも不運だったと言うしかない。ちなみに、年明けのBBCトーナメントで決勝戦に進出した上條は、その枠番抽選でまたしても5号艇を引いて天を仰いだ。上條は今年もグランプリに参戦。外野としては呑気に「今年の上條はまた黄色を引くのか?」と注目したいと思うが(笑)、上條自身は何としてもこの連鎖を断ち切って、今度こそ内枠を引き当てたいところだろう。
 さて、グランプリの醍醐味のひとつはやはりこの「トライアルの枠番抽選」だ。最高峰の戦いを運が大きく左右するというのはどこか理不尽にも思えるわけだが、最高峰の戦いだからこそ、力量技量を競いつつ、さらに運を味方にできるかどうかが問われるのだ、という考え方もできる。そして、そこで起こるドラマは毎年、グランプリをおおいに彩り、濃密な感動を生み出してきた。枠番が抽選で決するレースは年間でごくごくわずかだからこそ、グランプリはさらに特別なものへと昇華しうるのだ。

 過去5年のグランプリ優出選手を見ると、ある傾向が浮上する。それは「抽選で好枠を引いた選手が優勝戦に進む可能性が高い」だ。のべ30人が、トライアル1st、2ndを通じて引いた枠番の内訳は下記の通り。
1号艇=18
2号艇=15
3号艇=16
4号艇=8
5号艇=10
6号艇=4
 優出選手が6号艇を引いた回数は圧倒的に少ない! そして引いた枠番の最多は1号艇。好枠を手にしたほうがポイントを積み重ねやすいのは道理だし、それが優出につながるのも必然ということ。なにしろ、優勝した選手に抽選で6号艇を引いた選手は過去5年では皆無。21年の瓜生以外は1号艇が優勝しているのだが、最も優勝に近い1号艇を手に入れるには好枠を手にする幸運も重要という傾向にあるのである。
 トライアル1stから2ndに進出し、さらに優出した選手を見るとさらにわかりやすい。表でいえば枠番が5つある選手たちだが、2ndで5号艇と6号艇を引いた選手は皆無である。嗚呼、やはり昨年の上條は不運すぎた……。
 今年は枠番抽選で、いったいどんなドラマが巻き起こるのか。この傾向をふまえたうえで、抽選で外枠ばかりを引きながらもそれを克服し、黄金のヘルメットをかぶる選手があらわれてほしいとも思うのだ。

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