
PGⅠ第13回ヤングダービーin若松 徹底展望!
●常住蓮(佐賀126期)……選考勝率7.31で1位。初日ドリーム戦で1号艇の大役を担うのが常住蓮だ。今年に入って2月の九州地区選で記念初優出、3月のクラシックでSG初出場、7月の児島MB大賞でGⅡ初Vと記念戦線で着々と存在感を増してきた常住が、ヤングダービーでGⅠタイトルを狙う。
常住はヤングダービーに過去2回出場しているが、一昨年は予選45位、昨年は予選29位で敗退。見せ場を作れずに終わった悔しい記憶しかこの大会にはまだないだろう。3度目の挑戦で今度こそ結果を残したい。
ちなみにいまSG戦線では最大勢力となっている佐賀支部だが、ヤングダービーは過去12大会で5優出0Vと意外にも苦戦。14年に峰竜太、15年と16年に宮地元輝、18年に安河内将、22年に末永和也が優出しているが、優勝にはまだ誰もたどり着いていない。今年は定松勇樹と末永和也が不在となったため佐賀支部男子から出場するのは常住ただ一人。佐賀勢初のヤング王者誕生なるか。

●中山翔太(三重130期)……昨年の宮島ヤングダービー優勝戦は大会史に残る大激戦だった。3カドからまくった井上忠政と、5コースからまくり差した前田滉がバック直線で並走の先頭争いとなったが、2マークで両者が激しく競り合って流れ、この間に中山翔太が差し抜けて一気に先頭へ。しかし前田があきらめず追走し、2周2マークで差して中山を逆転。手に汗握る大バトルを制した前田が第12代ヤング王者に輝いた。
悔しい結果となったのが中山だ。一旦は先頭に立ったものの、2周2マークで逆転を許し、3周1マークで井上と接触して転覆。優勝を目の前にしながら無念の結末となった。しかしヤングダービー初出場の21歳が見せた躍進は多くのファンの記憶に残ったことだろう。
中山はあのヤングダービーで自信をつけたのか、そのあと目を見張る活躍ぶりを披露。昨年12月の芦屋ルーキーシリーズでデビュー初Vを飾ると、今年に入ってからはすでに優勝4回をマークしている。7月には地元津でのイースタンヤングで優勝して東のヤング王者となった。今年のヤングダービーでは間違いなく有力なV候補の一角だ。
中山は04年1月生まれで22歳8カ月。ヤングダービーの最年少V記録は18年の関浩哉で23歳10カ月となっており、中山は今年も来年も記録更新のチャンスがある。昨年宮島で味わった悔しさを今年若松で晴らし、最年少ヤング王者に輝くのか注目だ。

●中村日向(香川122期)……今節出場メンバーのなかでヤングダービー優出歴のある選手は6人(吉田裕平、宮之原輝紀、澤田尚也、畑田汰一、中村日向、中山翔太)いるが、複数回優出しているのは中村日向だけ。22年多摩川大会で優出5着、25年宮島大会で優出3着に入っている。
また今節出場メンバーのなかで記念レースのV歴を持つのは5人だと前述したが、複数回優勝しているのは中村日向だけ。23年に四国地区選でGⅠ初Vを飾り、今年5月にはびわこGⅡ秩父宮妃記念杯で優勝している。
中村のヤングダービー出場は6年連続6回目。過去5回の成績は優出2回、予選落ち3回と明暗がくっきりわかれている。今年はここまで9優出1Vとリズム上々なだけに明になる可能性充分だろう。実績上位の中村がV争いに絡んでくるか否かで若松ヤングダービーの様相は大きく変わってくきそうなだけにその動向に注目しておきたい。22年の近江翔吾に続く香川支部2人目のヤングダービー制覇なるか。

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