
SG第61回ボートレースクラシック節間最新レポート【3日目】
<ピットから>

いやはや、驚いた。10R発売中に行なわれた12Rのスタート特訓に参加していたはずの前田滉が、いったんボートを陸に上げたと思ったら、そのまま整備室に直行したのだ。そしてモーター本体を外して分解し、整備を始めた。11R発売中には展示ピットにボートをつけなければならないのだから、時間はほとんど残されていない。だというのに前田は、本体整備を始めたのである。このタイミングで本体を割っているのを見た記憶は正直、今まで1回もない。
「僕も初めてです」
前田は整備後、そう言って笑ったが、その執念には感服せざるをえない。
「これをしなければ、この相手には勝てませんから」
穏やかに語る前田だが、そこには超一流の先輩たちに真っ向勝負を挑む闘志が垣間見える。そして、若手選手だからといって一歩も引かないという強い思いが透けて見える。とにかく、整備できる時間が少しでもあるなら、手間など惜しむことなくやってやろうという気持ちが尊い。ちなみに、整備の内容はピストンリングの交換。結果はピット離れ遅れて4着だったが、そこまで必死に取り組んで戦った若武者に拍手を送りたい。ほんとに凄いよ、前田滉!

前田に限らず、選手たちの飽くなき勝利への渇望、イコール飽くなき機力向上への努力には本当に頭が下がる。今日は秦英悟がキャブレタを交換し、しかし効果が感じられなかったということで、元のキャブレタに戻すという過程も目撃した。我々の仕事でいえば、原稿の書き直しは本当に面倒なもの。選手だって同様だと思ったりするわけだが、彼らはその面倒を決して厭わない。その姿を目の当たりにしたとき、俺もしっかりしなきゃ、と改めて背筋が伸びるというわけなのです(笑)。
<明日の勝負駆け>
明日は予選最終日。準優ボーダーはかなり難解で、3日目終了時点で18位は6.50とかなりのハイアベレージ。ひとまず6.33と想定しての必要着順が下記となるが、下がる可能性もおおいに考えられるので、リアルタイムでチェックできる方はぜひ注視を。表中「-」は6.33ボーダーだと1着、もしくは連勝でも2点足らずとなるが、ボーダーが下がれば可能性を残しているので、記載している。
1 峰竜太 当確
2 末永和也 当確
3 大上卓人 2・6着
4 松井繁 5着
5 磯部誠 2・6着
6 馬場貴也 3・4着
7 上田龍星 4着
8 白井英治 3・4着
9 西山貴浩 4着
10 守田俊介 4着
11 森高一真 4着
12 毒島誠 3着
13 中村日向 3着
14 前田滉 3・3着
15 定松勇樹 3・3着
16 佐々木完太 3着
17 宮地元輝 3・3着
18 山田康二 3・3着
19 池田浩二 3・3着
20 山口剛 2・3着
21 柳生泰二 2・3着
22 桐生順平 1着
23 宮之原輝紀 1着
24 平高奈菜 1着
25 久田敏之 ※1着相手待ち
26 笠原亮 ※1着相手待ち
27 堀本和也 -
28 砂長知輝 1・2着
35 丸野一樹 ※1・1着相手待ち
37 権藤俊光 -
38 関浩哉 -
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