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TOP特集節間最新レポートファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント節間最新レポート【初日】

ファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメント節間最新レポート【初日】

3日間の超短期決戦! 一発勝負のトーナメント! 敗者復活のドラマも!? ボートレース界唯一無二のルールで開催されるボートレースバトルトーナメント。ファン感謝3Daysと銘打って、ボートレース三国で開催される独特の熱戦を現地よりお伝えしてまいります!

<今日のベストレース>

7R 植田太一 4コース抜き
 まさに激戦! まず先手を取ったのは、2コースからジカまくりを放った吉田俊彦。この強攻はお見事だったのだが、3コースの田中辰彦がまくり差しに構えたのを見るやすかさず握った4コース植田太一のタイミングもまたお見事だった。これは吉田に並びかけるまでで、バックは並走状態だったのだが、吉田はやや植田を意識しただろうか。
 これまたお見事だったのが、植田が握った展開に連動した5コースの宇佐見淳。内からグイグイと伸びて、バックでは吉田を捕まえた! こうなると、吉田も宇佐見ももう引けない。3着で勝ち上がりというトーナメントだが、このときはやはり目の前にぶら下がった勝利を意識していたはずだ。ということで、二人は大競りの展開に!
 これを外から冷静に見ていたのが植田だ。ポッカリ空いた内側を的確に差して首位逆転。見事に1着でトーナメント勝ち上がりだ!
 ここからがまた熱かった。吉田と宇佐見はさらに2番手競りを繰り広げたのだ。こうなると黙っていないのが、1マークは6コースから最内を差して4番手に取りついていた松田祐季。2周1マークは2番手先マイを放っているし、これが交わされても競り合う吉田と宇佐見を見据えて虎視眈々と上位を狙った。なにしろ、3着までが勝ち上がりなのだから、松田も懸命に前を追うのは当然。トーナメントの醍醐味も詰まった、激戦となったのである。
 結果、宇佐見が2着、吉田が3着。松田は惜しくも4着で復活戦回りとなった。上位3人はセミファイナル、松田は復活戦で最後の勝ち上がりを狙う!

<ピットから>

 トーナメントで4着以下に敗れても、2日目の復活戦からファイナル行きの道筋が用意されているバトルトーナメント。とはいえ、復活戦は24名中1名しか勝ち上がれない狭き門であり、首尾よく勝ち上がってもファイナルは6号艇が決まっている。やはり4着以下に敗れるのは、痛恨の極みなのである。
 最も痛々しく見えたのは、11R5着の佐々木康幸だ。エース機である56号機を引き当て、短期決戦においては間違いなくアドバンテージのはずだった。前半4Rでは、4号艇4カドからまくり差して快勝。エース機パワーを披露している。3号艇のここは攻め枠でもあるだけに、意欲満々だったことだろう。しかし、3コースから握る展開を、2コースの松尾拓に粘られ、4コースから藤原啓史朗に差され、4番手以降に置かれる展開。前を交わすこともできず、さらには勝浦真帆にも競り負ける格好で、まさかの5着に終わってしまった。ピットに戻って来た佐々木は、信じがたいといった表情で、眉間にシワを寄せるのみ。何度か首もひねっていて、不本意な結果に心を曇らせていたようだった。通常の開催なら、明日巻き返して、となるところだが、そうはいかないのがトーナメント戦。あとは復活戦に賭けるしかない……。

 勝ち上がりを決めても、不満そうだったのは10R2着の古賀繁輝だ。1号艇を引いていただけに、ここは必勝態勢。ところが、1マークでやや流れたところを加藤政彦の2コース差しに捉えられて、2着に敗れてしまっている。とはいえ、2着でも勝ち上がれて、しかもセミファイナルも枠番抽選というこのトーナメント。ならば2着でも良し、となるかといえば……やはりならないのだ、このクラスの選手たちは。
 ただただ悔しそうに顔を歪め、装備を解いたあとはすぐにピットにあらわれて、地元の総大将である中島孝平に声を掛けている。装着場のモニターでリプレイを見ながら、アドバイスを乞うていたのだ。三国のイン戦のことを聞くなら、やはり中島孝平。今節、また1号艇があるかどうかはわからないのに、不本意に感じたことをすぐに解消しようとしたわけだ。この大会で選手と話していると、初日は「3着で良し」という言葉を聞くことはあったりする。しかし、それは本音ではないのだろう。勝ち上がりシステムがどうであろうと、水面に出れば勝利を渇望するのがボートレーサーだということだ。

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