
PGⅠ第12回ヤングダービー節間最新レポート【前検日】
本誌モーターキングの三島敬一郎が、前節までチェックした時点での注目モーターは下記の通り。
19号機(39.5%) A++ 行き足から伸びへの繋がりが良かったが……新ペラ次第か
15号機(39.3%) A+ 新ペラも整い、夏バテ感もない出足系強めのバランス型
67号機(37.8%) A+ 中間速や直線系が良く、ターンのグリップ感も良い状態
60号機(46.1%) A+ 近況の動きは新ペラで若干心配も、好素性は間違いナシ
63号機(37.0%) A 出足系で、行き足や中間速も良い印象。ペラ調整が合えば
16号機(34.8%) A 出足、行き足と全体的に良い状態で、回転調整次第の印象
74号機(38.4%) A 出足から行き足への繋がりが良く、じんわり伸びる感じ
55号機(37.7%) A 実戦足系が強めだったが、転覆で変化し直線系が強めに
78号機(37.4%) A 実戦足中心に良い状態で、出足やグリップ感が良い印象
27号機(36.2%) A 重めの印象だが、その分行き足や直線系は強めの状態
モーター抽選の結果、引き当てたのは下記の選手たちだ。
19号機(39.5%)=飛田江己(埼玉)
15号機(39.3%)=山下大輝(兵庫)
67号機(37.8%)=佐々木翔斗(大阪)
60号機(46.1%)=井上忠政(大阪)
63号機(37.0%)=登玉隼百(兵庫)
16号機(34.8%)=中亮太(福岡)
74号機(38.4%)=實森美祐(広島)
55号機(37.7%)=砂長知輝(埼玉)
78号機(37.4%)=濱野斗馬(香川)
27号機(36.2%)=勝浦真帆(岡山)

今節で使い納めとなる宮島のモーターはかなり拮抗しており、2連対率40%台のモーターは4基のみ。三島もS評価をつけるまでに至るモーターはないものと判断、A++にしても1基しか授けていない。そのA++=19号機を引いたのは飛田江己。トップルーキーに選ばれている今年、ルーキーシリーズでは大暴れをみせたものだ。同世代との戦いなら力量は上位。好機を武器に活躍を見せたいところだろう。
昨年大会で優出している佐々木翔斗、井上忠政もA+評価がついたモーターを引き当てて、連続優出に向けて期待がもてるモーター抽選となった。ともに最後のヤングダービーで悔いなく戦いたいところで、心強い相棒を手にしたと言える。
女子では地元の實森美祐が上位モーターをゲット。また、初出場の勝浦真帆も好機を引き当てた。パワーを味方に、男子相手に果敢な戦いぶりを期待したい。

前検タイム
1 飛田江己 6.66
2 佐藤悠 6.69
3 登玉隼百 6.70
青木蓮
5 前田翔 6.71
6 上田健太 6.72
前田滉
高憧四季
9 井上忠政 6.73
中村日向
佐々木翔斗
西橋奈未
中亮太
前検タイムトップは最高評価19号機を引いた飛田江己。まずは評判機の片鱗を前検タイムでも見せつけたというわけだ。ピットでは、地元の高橋竜矢が「19号機を引きたかった」と話しており、やはり宮島の現モーターではお宝機だったということだろう。
2番手のタイムを出したのは、伸びを引き出すことで定評のある佐藤悠。今節は外枠ではチルトを跳ねることも考えられるので、常に直前情報はチェックしたい。
ちなみに、ワーストは6秒87の加藤翔馬。最後のヤングダービーだけに結果を出したい一戦だが、やや不安が残ったか。これに続くのが6秒86の佐藤航で、51号機は新ペラとなっており、こちらも参考外となるか。前検航走後の佐藤はかなり大幅にペラを叩いており、その調整次第では変わってくる可能性がありそうだ。
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