
GⅡ第10回レディースオールスター節間最新レポート【初日】

ドリーム戦はイン浜田亜理沙が先マイ。3コースから握った遠藤エミ、5コース発進でのぞいた隊形からまくり差し放った川井萌が迫るも、浜田が押し切って勝利を飾った。ファン投票1位で手にしたドリーム1号艇。投票してくれた方たちのためにも、逃げ切りたかったことだろう。その思いを結実させたわけだ。2マークでは外握った遠藤に、川井が小回りで合わせていくが、ターン出口でギリギリ遠藤が抜き去った。川井は3番手までで、3連単①-③-⑤は1360円、4番人気だった。

<今日のベストレース>
2R 西岡育未 5コース抜き
やはり最低人気のスペシャル大穴を叩き出した西岡育未を称えなければならないだろう。
メンバーは山川美由紀に寺田千恵、三浦永理と錚々たる面々。4号艇にはまくり屋の山下夏鈴もおり、5号艇の西岡は完全に人気の盲点となっていた。
レースは山下がやはりのぞく気配を見せるが、伸び切れずに3コースの寺田が先まくり。山下が差しにチェンジした瞬間、西岡はタイミングよく握り込んでまくり差し一閃。艇団を割って、逃げたイン深尾巴恵に並びかけている。2マークでは深尾の差し返しを許したものの、2周1マークではさらに差し返すデッドヒート。ここでも深尾にしっかり並びかけて、2周2マークを先取り。ここで決着をつけて、見事な勝利を飾った西岡である。決まり手は抜きとなるが、やはり印象に残るのは1周1マークのまくり差し。鮮やかな勝利と言っていいだろう。
後半9Rは1号艇で、初日連勝を狙ったが、ここは鎌倉涼の差しを許してしまい、また登みひ果の5コースまくり差しにも捕らえられて3着。悔しいイン戦となってしまった。それでも1着3着は上々の発進で、2日目以降の展開も開けたと言っていいだろう。2日目は6号艇1走。ここをどう乗り切るかが見ものとなってきた。
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