＜ピットから＞
　２日目は２走ともチルト３度で臨んだ菅章哉。しかしながら不発に終わり、６着を並べてしまった。前検日にもチルト３度で走って、しかし手応えが得られなかったわけだが、今日もまた同様。レース後は実に深刻な様子で、整備士さんに相談をする姿があった。本体整備に取り掛かる可能性もあり、なんとかしてパワーアップをはかりたい。明日は５号艇での出走、チルトや部品交換などの直前情報、展示での気配はぜひチェックしたい。

　同じく６着を並べてしまったのは井口佳典。若松ではマスターズチャンピオンを制したのが記憶に新しいが、今回は苦戦を強いられてしまっている。後半10Ｒのレース後はやはり苦しそうな表情。エンジン吊りの間、遠くを見やるように一点を見据えて、考え込むような姿もあった。明日は６号艇１回乗り。ここをうまく乗り切れなければ予選突破は厳しくなるだけに、どんな策を見せてくれるのか、注目したい。