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TOP特集節間最新レポートSG第36回グランドチャンピオン節間最新レポート【最終日】

SG第36回グランドチャンピオン節間最新レポート【最終日】

SGの中のSG! 数あるSGのなかでもとりわけレベルが高いと言われるグランドチャンピオン。今年はボートレース鳴門を舞台に熱戦が繰り広げられる。屈指の実力者たちによる戦い模様を、現地鳴門から節間毎日、お伝えいたします!

<ピットから>

 約12年前、強い決意で臨んだオーシャンカップでSG初制覇。あのときの吉田は、決して感情を表に出すことなく、ただただ力強い表情を見せていた。ではこの2度目のVは、といえば、実に淡々とした雰囲気だった。ボートに乗っての記念撮影では笑顔を見せていたけれども、ピットではそこまで歓喜を爆発させたわけではなかったのだ。それを見て、あのオーシャンカップのレース後も思い出したという次第である。
 今日の吉田は朝からボートを着水し、誰よりも早く調整に動き出していた。浮足立って過ごしていたと振り返ってはいるが、そうした自身と戦っていたのか、それとも惑わされずに普段通りに動いたということなのか。
 ウィニングランに向かう前、馬場貴也や遠藤エミ、さらに海野康志郎が祝福を贈っていた。真っ向から激突した面々が、素直に脱帽して、祝福したのだ。もちろん吉田の人柄のなせる業でもあろう。とにかく、今節の吉田拡郎は強かった! 淡々とした様子を見ながら、この人はきっと心も強いのだろうと感じ入った次第である。

 準Vは遠藤エミ。もちろん悔しい思いはあっただろうが、3カドにも引き、やるべきことはやったという実感があるからか、意外や明るいレース後であった。それは馬場貴也も同様。緊張感から解き放たれたこともあって、雰囲気は節間には見られなかったほど柔らかくもあった。桐生順平や海野康志郎もどこかサバサバした雰囲気で、敗者たちに悲愴感のようなものはあまり見えない優勝戦後ではあった。ただ、大減量で臨んだ海野の本音は果たしてどうだったか。どこか明るく振る舞っているようにも見えたのだが、果たして……。

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