
SG第29回チャレンジカップinとこなめ 徹底展望!
●宮之原輝紀(東京)……宮之原輝紀は9月の若松ヤングダービーで優勝して悲願のGⅠ初制覇。これで賞金ランキングを大幅アップさせ、チャレンジカップ初出場の切符をつかんだ。ヤング王者の誇りを胸にグランプリ初出場へ挑戦する。
とこなめSGへの雪辱も果たしたいところだ。宮之原はSG初出場が22年のとこなめダービー。1走目に1コース逃げを決めてSG初1着の水神祭を飾るなど、予選16位に入っていきなり準優出を果たす活躍を見せた。しかし準優では6コースから差して2番手争いに加わるも、2マークで他艇と接触して妨害失格。当時24歳の若武者のSG初挑戦はほろ苦い結末となった。あれから約4年を経て迎える2回目のとこなめSG。雪辱の優出をめざす。ちなみに宮之原はとこなめを過去11節走って優出ゼロ。まだ優出歴がない水面はとこなめと尼崎の2場だけだ。とこなめチャレカで当地初優出なるか。
宮之原はとこなめチャレカのシリーズ3日目、11月26日が29歳の誕生日だ。バースデイシリーズでSG初制覇とグランプリ初出場をめざす。

●地元愛知支部……とこなめチャレンジカップには地元の愛知支部から4人が参戦する。前述した池田浩二に加え、磯部誠、平本真之、岩瀬裕亮が登場だ。池田は賞金ランキング6位でグランプリ出場当確だが、磯部は17位、平本は19位、岩瀬は20位で勝負駆けの位置にいる。この3人がV争いのカギを握る存在となってきそうだ。
磯部誠はとこなめ記念レースで通算6優出2V。22年の東海地区選と25年のとこなめ周年で優勝している。磯部のとこなめ記念レースの通算成績で目立つのは3コース。20走して1着が6本、2着が7本あり、1着率30%、2連対率65%の好成績だ。22年の東海地区選では4日目に3コースまくり差しを決めて予選2位までランクアップしたことが優勝につながり、25年のとこなめ周年では2日目に3コースまくり差しを決めたのが効いて予選をトップ通過して優勝している。とこなめチャレンジカップでも3コース戦が優勝へのカギになってくるはずだ。
磯部はチャレンジカップ出場が5年連続6回目。過去5回は準優敗退1回、予選敗退4回に終わっており、まずは大会初優出を狙いたい。2年連続4回目のグランプリ出場をつかむのか注目だ。
平本真之は13回目のチャレンジカップ出場。昨年はF休みで切符を棒に振っており、2年ぶりのチャレカ参戦になる。昨年の平本は10月末の時点で賞金ランキング17位にいたが、11月のF休みの間にズルズルと順位を下げて27位まで後退し、グランプリ出場権を逃すという無念の展開だった。今年は11月もしっかり走れるだけに、勝負駆けで思う存分暴れ回りたい。
平本はとこなめ記念レースで通算12優出1V。とこなめ周年で9回も優出するなど当地記念レースでいつも大活躍しているイメージだけに、優勝が15年のとこなめ周年の1回だけというのが意外なほどだ。またとこなめSGは過去3回出場していずれも予選落ちとなぜか本領を発揮できていない。今度こそ平本らしい走りを見せてV戦線を賑わせたいところだ。
岩瀬裕亮はチャレンジカップ初出場。1月の秩父宮妃記念杯でGⅡ初V、6月の宮島周年でGⅠ初Vと今年大きく飛躍し、いよいよチャレカの舞台にやってきた。グランプリ初出場をめざしてどんな挑戦を演じるのか楽しみだ。
岩瀬はとこなめで通算33優出7Vの実績があり、そのうち2優出が記念レース。14年のとこなめ周年で優出5着、17年のとこなめMB大賞で優出2着に入っている。岩瀬のとこなめ記念レースの通算成績で光るのは1コース。25戦21勝で1着率84%という鉄壁ぶりだ。しかも4敗のほとんどは若手時代に喫したもの。最近20走に限れば1着19本、2着1本で1着率95%のオール2連対という凄まじい成績になる。とこなめチャレンジカップでも1コースできっちりポイントを稼いで準優、優勝戦へと勝ち上がってくる可能性充分だろう。
ちなみにチャレンジカップは過去28大会で地元Vが4件と少なく、12年児島大会の平尾崇典が最後となっている。14年ぶりのチャレカ地元Vをめざす愛知支部勢に期待したい。

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