
PGⅠ第26回マスターズチャンピオン節間最新レポート【4日目】

PGⅠマスターズチャンピオン4日目
1コース 6勝
2コース 0勝
3コース 2勝
4コース 2勝
5コース 1勝
6コース 1勝
決まり手
逃げ 6回
まくり 4回
まくり差し 2回
差し 0回
抜き 0回
恵まれ 0回
マンシュウ
4R ④-⑤-③ 33950円(91人気) 萩原秀人(5コースまくり差し)
8R ④-⑤-⑥ 24520円(66人気) 中島孝平(4コースまくり)
11R ⑥-①-⑤ 91390円(108人気) 市橋卓士(6コースまくり)
予選最終日の勝負駆け。1Rから準優へのノルマを抱えた選手が登場。その1Rは2走10点が必要だった平尾崇典が見事に3コースまくりで1着。後半を待たずに準優当確を決めている。2着は寺田千恵で岡山ワンツー。寺田は2走14点条件で、後半3着勝負と望みをつないだ。一方、2Rでは2走16点が必要だった林美憲が4着に敗れ、準優進出は絶望的な状況に。序盤レースから、準優ボーダーをめぐっての悲喜こもごもが見られたのだった。

3Rでは、湯川浩司がスタート展示でエンストというハプニング。欠場かと懸念されたが、モーターに異常はなく無事に出走。逃げ切って準優進出に大きく前進だ。また、4Rでは2走14点が欲しかった萩原秀人がまくり差し快勝。萩原は後半8Rでは見事に2着に入って一気にジャンプアップ! 見事な勝負駆けを戦った。
5Rでは地元の江口晃生が、3着条件で3着。桐生マスターズで見事に予選突破だ。7Rでは森高一真が逃げ切って、やはり予選突破を果たしている。10Rを逃げ切った今垣光太郎は1着勝負をクリア! まさしく渾身のイン戦であった。
8R、5着条件だった松井繁は、1マークでターンマークに接触して後退。まさかの6着で得点率6.00を割り込むことに。また、7Rで2着条件だった齊藤仁は3着で、これまた6.00には届かなかった。やはり悲喜こもごも多き予選最終日! なお、松井はボーダーが下がったことで18位に残って、齊藤が次点に泣くことになった……。

得点率トップ争いは、3日目終了時点で首位だった中辻崇人が5着大敗で後退。3位だった井口佳典も4着で、混沌とした状況になった。10R、勝てば自力でトップ確定だった上平真二がまさかの5着。11Rは中辻崇人、徳増秀樹、井口佳典に首位通過の可能性が残るという、予選トップ勝負駆けの超激戦となったのだった。
ところが、1着が欲しかった中辻崇人は2着まで。2着が欲しかった徳増秀樹は、いったんは展開を突いて2番手に上がったものの、中辻に振り切られてしまう。井口はよもやのシンガリ負けで、全員が首位勝負駆けに失敗してしまったのである。
これにより、予選トップ通過は森高一真! 本人はまったく把握していなかったようだが、名人位にぐっと近づくことになったわけだ。準優11Rは相当に濃いメンバーだが、ここを切り抜けて王手をかけることができるか、注目しよう。
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