
ヤングダービー徹底解剖!#3 高憧四季選手独占インタビュー
■イースタンヤングでは予選突破できたけど……

――ヤングダービーは今回が初出場になりますが、どのような大会というイメージでしょうか?
高憧 養成所にいたときから少し上の世代の上手な人たちが出ている大会として見ていたので「いつかは出てみたい」という気持ちはありました。ヤングの大会ですけど(出場資格が30歳未満)、あらためてメンバーがすごいなって思います。
――レディースチャンピオンの権利を取ったのと、ヤングダービーの権利が取れたのとでは、感覚が違いましたか?
高憧 女子戦はふだんから走っているので、ヤングダービーに出られるということでは新鮮な感覚がありました。でも、どちらもプレミアムGⅠなので、出たかった大会という意味では同じですね。
――ヤングダービーでは男子とレースをすることになりますが、男子レーサーと戦うことはどう感じていますか?
高憧 6月にはイースタンヤングに出させてもらいましたが、皆さん、技術が高いなと感じました。
――イースタンヤングでは予選を突破しました。自信になったのではないですか?
高憧 予選は突破できたんですけど、準優や選抜戦が全然ダメだったので、節間通して良かったという感覚はないんです。
――女子のほうが最低体重が低く設定されているように、体重が軽いという部分でのアドバンテージを感じることはありますか?
高憧 そうですね。いいモーターを引いたり、調整が合ったときにはそういう部分(モーター差が出やすいということ)もある気はします。でも、それより混合戦では、ふだん会わない先輩と一緒になれたりするので、学べることがあったりするのがいいなと思ってます。
――男子への対抗意識のようなものはあまりないほうですか?
高憧 男子にも勝ちたいという思いはやはりあります。皆さん、レベルが高いなかで、気持ちで負けていてはなかなか勝てなくなってしまうので、強い気持ちをもっていきたいですね。
――進入などでも気持ちで負けたくはない?
高憧 その感覚はあります。やっぱり自分がもらったコースから行きたいというか、できるだけ内からレースをしたいというのはありますから。モーターが良くて、仕上がりもいいときはとくにそうですね。
――自分で動いて内寄りのコースを獲りにいく可能性もありますか?
高憧 それはないです(笑)。自分から動くことはないです。まずは予選突破をしたいですね。あわよくば優出もしたいです。
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