
PGⅠ第13回ヤングダービー節間最新レポート【最終日】
節間最新レポート
2026/09/27
若手たちによる激アツバトル! ヤング世代の精鋭が真っ向勝負を繰り広げるヤングダービー。舞台はボートレース若松です。現地より節間毎日、レポートしてまいります!
<ピットから>

ヤングダービー最年少Vに王手をかけて、白いカポックをまとった西丸侑太朗。何が何でもその快挙を果たさんと、気持ちを込めてレースに臨んだ。直線足節イチの竹下大樹が3カドに引き、さらに気合が高まったことだろう。竹下は大澤風葵を超えられず、まくり競りのような格好。西丸は2人を制して先マイしたものの、牽制しながら握ったために流れて、宮之原輝紀の差しを許してしまった。やることはやった。しかし結果はついてこなかった。ただただ悔しい敗戦である。
香川支部の先輩たちが、同期の藤原仙二が肩を叩いて慰める。そうしているうちに、耐えられなくなった。西丸の目からはみるみる涙があふれ、せつなすぎる泣き顔に変わっていった。着替えを終えた後も涙は止まらず、悔恨を噛み締める西丸。この涙は、誰もが味わえるものではない。今日、西丸の立ったポジションにいることができたからこその涙でもある。その涙を、いつか大舞台での嬉し涙に変えなければならないだろう。

勝った宮之原輝紀は、あまり喜びをあらわにしていない。抑えていたのでもなく、クールに振る舞ったのでもない。「展開が良すぎた。自力の勝利ではない」という、冷静な分析。「世代限定のGⅠで、まだ本当のGⅠを獲った気にはなれない」という、高い意識。宮之原のそうした視線の高さが、この勝利に満足感を覚えさせなかったのだ。その意気や良し。そして、そう口にした以上は、必ず“本当のGⅠ”を獲らなければならない。そしてさらに上も。その壮大な目標を必ずかなえてくれ!
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