
「新概念データPLUS」の使い方(2026年8月号)
新概念データPLUS実践例③
下関ミッドナイトボートレース2nd2日目5R

最後はミッドナイトボートレースから取り上げよう。これも先に取り上げたレースと共通点があるのだ。
<予想の筋道例①>
★着目点
①吉川喜継の1コースまくられ率/差され率=13・1%/11・5%
1号艇は吉川喜継。1コース1着率は73・8%と上々の数値で、基本的にイン信頼度は高い。ただ、オールスターで取り上げた2例と同様、差され率よりまくられ率のほうが高いタイプ。まくりそうな選手を狙っていく手もあるということだ。しかも、ここは⑥高橋勲がスタート展示から前付けに動いた。高橋は6コース回数が他コースに比べてかなり低いように、6号艇時には内寄りコースを狙っていくタイプ。本番も前付け策に出る可能性が高そうで、内の起こしが深くなればさらにまくりが威力を増すことになりそうである。
【②岩永節也の2コース逃がし率=50・0%】
また、岩永の逃がし率は、そこまで低い数値ではないけれども、全選手平均を下回る数値ではある。逃がし率は高くないと解釈するなら、やはりまくり勢を探していくのに妙味がありそうだ。
【③興津藍の3コースまくり/まくり差し/差し=6/2/1】
四の五の言わずとも、興津の3コース時の数値にはすぐに目が留まることだろう。興津は3コース時、決まり手で最も多いのがまくり。吉川のイン戦を撃破する最有力候補はやはり興津と考えられる。
進入が4対2になるので、5カドになる④石田政吾の5コース時の勝ち星がまくりのみ(1勝だけだけど)というのも気になるところではある。ただ、石田の引いたモーターは低調機で、前日はかなり苦しそうな気配だった。それを確認できていれば、石田の狙い目は下げることができるだろう。また、高橋の4コース時にもまくり3勝があるにはあるが、前付けのスロー4コースではスリットで大きくのぞかなければ興津の先攻めとなりそうである。イン以外から狙おうとするなら、やはり興津を重視するのが妥当と言えそうだ。
結果は、これまた展開が少々違って、決まり手はまくり差しになったものの、興津が快勝。今月は「差され率よりまくられ率が高い1号艇のとき、まくりそうな選手を探す」という共通項があったわけだが、「的中には辿り着いたものの、展開は想定とは異なった」という共通項もあったという(笑)。さらに言えば、すべて3号艇で狙いで、3連単は2000円台とやや人気寄りではあった。それでも新概念データによる展開推理が的中に近づけてくれるということは言えるのである。
下関 ミッドナイトボートレース2nd 日本モーターボート選手会会長杯 2日目
6月13日(土)5R
着順 艇番 選手 コース ST タイム
1着 ③ 興津藍(徳島) 3 .08
2着 ① 吉川喜継(滋賀) 1 .06
3着 ⑤ 藤井公人(福岡) 6 .06
4着 ⑥ 高橋勲(東京) 4 .09
5着 ④ 石田政吾(福井) 5 .07
6着 ② 岩永節也(長崎) 2 .09
決まり手=まくり差し
2連単 ③-① 1010円(5人気)
3連単 ③-①-⑤ 2840円(9人気)

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