
黒須田守のボートレースと旅打ち酒の日々(2026年10月号)
●7月27日~8月1日 ボートレースびわこ


グラチャン→レディースルーキーズ→甲子園の怒濤の3連戦から中2週でオーシャン→レディースチャンピオンの2連戦。中2週の間でももちろん本誌制作があり、東西ヤングの全日YouTube配信などがあり、さすがにオーシャン前検日前日に大津に辿り着いたときにはへとへとに疲れていたのである。
しかし! やっぱり酒は偉大なのである。大津でお気に入りといえば、何と言っても「林屋」さん。お店の奥のほうにテーブル席はあるが、手前は立ち呑みスペースで、居心地は抜群である。サッポロ赤星に赤ウインナーをつまみながら、びわこ23年ぶりのSGに思いを馳せていたら、完全に回復! 立ちっぱなしで呑んでいるのに、暖簾をくぐったときよりも元気になっているのだから、林屋さんはほんとに最高なのである。旅打ち酒は疲れ果てた中年オヤジを元気にさせてくれる。


それにしても、林屋さんは肴がどれもこれも美味し。遠藤エミの健闘を祈って食べたスナップエンドウが絶品だったし、鶏ハラミのタレ焼きはもはや必須。おそらくタレがお店の大将のオリジナルで、これが絶妙なんだろうなあ。魚系も美味しくて、タコブツには思わず唸った。洋食系も最高で、ハモのサルサソースには「こんな喰い方あったのか!」と驚かされた。あと、パスタやピザも美味いんです。前にも書いたが、大将は間違いなくイタリアンに精通した料理人のはずだ。
結局、節間に都合3回、林屋さんに足を運んだ。この前節・戸田甲子園では赤羽の立ち呑み屋を行ったり来たりしていたわけだが、大津でもなんだかんだで立ち呑みが本拠地になっているという。間違いない。立ち呑み屋は癒しである。


大津でもう1軒、お気に入りになっているのが「えんや」さん。「旨い魚にあえる店」と謳われているように、新鮮な魚が売りのお店である。ちょっと時季は外れているけれども、小鮎の天ぷら、絶品! 大津で小鮎に出会うと注文せずにはいられない。ちなみに、一日だけ部屋呑みにした日があって、大津駅前のスーパーで買い出しをしたのだが、やっぱりいました、小鮎。佃煮を買ってみたら、これが日本酒とベストマッチ。琵琶湖といったら小鮎、まさしく鉄板である。
えんやさんではハモの卵とじも。ハモといったら湯引きや天ぷらが定番だが、卵とじも悪ないですな。ちなみに、湯引きはお造り3点盛りを注文したら、しっかり入っておりました。ようするに大津では小鮎とハモにまみれた旅打ち酒なのであった。
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