
PGⅠ第39回レディースチャンピオンin浜名湖 徹底展望!
●浜田亜理沙……5月のとこなめレディースオールスターで優勝。ファン投票1位で出場して優勝を成し遂げ、23年クイーンズクライマックスに続く2つ目の女子ビッグタイトルを獲得した。
浜名湖レディチャンは女子ビッグ連覇をかけた戦いだ。浜名湖は通算3優出0Vという成績。まだ優勝歴こそないものの、23年オールレディースで優勝戦1号艇に乗った経験もあり、相性に不安はないだろう。なお浜田の浜名湖通算データを見ると、1コースで23戦12勝の1着率52%とやや苦戦ぎみ。2月の浜名湖スピードクイーンメモリアルでもイン戦2着で万舟を献上したレースがあった。V獲りをめざすには1号艇が大きなカギになってくるだろう。
レディースチャンピオンは通算1優出0V。昨年の福岡大会でレディチャン出場8回目にして待望の大会初優出を果たしている。夏の女王初戴冠へ準備は整った。もしクイーンズクライマックスとレディースチャンピオンの女子PGⅠ2冠となれば、日高逸子、田口節子、平山智加、遠藤エミに続いて史上5人目の記録だ。

●川野芽唯……2月の浜名湖スピードクイーンメモリアルで1分47秒3の節間トップタイムを記録。BOATRACE振興会会長賞の10万円を獲得した。しかし最速の称号は手にしたものの、優勝はつかめなかった。予選を3位で通過するも、準優1号艇で手痛い2着に終わり、優勝戦4号艇となって3着に終わっている。
とはいえ川野は浜名湖通算6優出と水面相性良好。当地女子レース最近9節で6優出とコンスタントに結果を残している。レディチャンでは浜名湖初Vを狙いたい。ちなみに川野の浜名湖通算データを見ると、浜田同様に1コースで23戦11勝の1着率48%とやや苦戦ぎみ。やはり1号艇がV獲りへのポイントとなってきそうだ。
15年クイーンズクライマックスでティアラをかぶってから約10年が経った。獲れそうで獲れない2つ目の女子ビッグタイトルを、浜名湖レディチャンで手にするのか注目だ。

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