
SG第30回オーシャンカップin徳山 徹底展望!
●羽野直也……23年に児島でのオーシャンカップで優勝。5コースからまくり差しを決めて3連単16万260円というSG優勝戦史上最高配当を叩き出し、劇的なSG初Vを飾った。
今年は2年ぶりのオーシャンカップ奪還へ期待が高まる。羽野は徳山を過去12節走って8優出3Vと相性抜群。19年7月の一般戦と20年11月の一般戦で優勝し、21年9月の徳山ヤングダービーではオール3連対Vで圧勝している。
羽野の徳山通算データを見ると、1コースで1着率92%(25戦23勝)という超鉄壁ぶりを誇り、2コースも1着率41%(17戦7勝)と好成績。徳山オーシャンカップでも内寄りでの強さを武器に勝ち上がってくるのか。
ちなみに奇遇な話になるが、羽野が徳山初Vを飾った19年一般戦は、優勝戦の日付が7月27日。今年の徳山オーシャンカップ最終日と同じだ。6年前のあの日、徳山の神様は25年オーシャンカップの覇者が誰なのか暗示していたのかもしれない……。

●山口剛……昨年の大村オーシャンカップで悔しい思いを味わったのが山口だ。予選をトップ通過して準優は1コース逃げで快勝し、約14年ぶり2回目のSG制覇に王手をかけたが、優勝戦は1号艇で無念の2着。山口にとっては通算5回目の“SG優出2着”となった。
今年は雪辱へ機運が高まっている。というのも舞台となる徳山は、09年に中国地区選で優勝するなど記念レース通算5優出1Vの実績がある水面。特に近年は21年徳山周年で優出3着、22年徳山周年で優出6着、25年中国地区選で優出4着と、当地GⅠで3節連続優出中と活躍が続いている。
いまオーシャンカップのタイトルを誰よりも欲しているであろう山口が、好相性の徳山でそのトロフィーを手にするのか。もうシルバーコレクターとは言わせない。

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